好きなこと

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皆さんこんにちは、大里です。
突然ですが、皆さんはチェロという楽器をご存じですか?
ヴァイオリンと比べるとそれほど目立つ機会は多くないチェロですが、見た目、音ともに、とても存在感がある楽器です。
チェロは人の声に一番近い楽器と言われているので、意識して聴くようになると表現力や音色の豊かさに聴き惚れてしまいますよ!
チェロ独奏では、優雅でダイナミックな演奏を聴くことができます。

「チェロ」の語源はコントラバスをあらわす「Violaone(ヴィオローネ)」(大きなヴィオラ)で、末尾に「小さな」を現す「cello」がくっついたことで「Violoncello(ヴィオロンチェロ)」(直訳すると「小さな大きなヴィオラ」)という楽器になりました。

いまでもこれが正式名称で、「Vc」と略されます。

チェロは弓や棒で弦をこすって音を出す「擦弦楽器(さつげんがっき)」の一種になります。擦弦楽器が絵画などに頻繁に登場するようになったのは15~16世紀。ヴァイオリンの祖先として、まずヴィオール属の「ヴィオラ・ダ・ブラッチョ(腕のヴィオール)」や「ヴィオラ・ダ・ガンバ(膝のヴィオール)」などが一般的に演奏されるようになります。

初めのチェロは、ガスパロ・ディ・ベルティロッティ(1542-1619)によって製作されました。そこから現代に至るまで、名工と呼ばれる人たちが名器を残しています。有名なのが、イタリアのニコラ・アマティやその弟子のアントニオ・ストラディバリです。ほかにも、数々の名工によってチェロは洗練されてきました。

チェロやヴァイオリンがおおむね現在のスタイルに定まったのは18世紀後半。
18世紀後半に、ヴァイオリンの仲間が現在ある4種類(ヴァイオリン、チェロ、コントラバス、ヴィオラ)に統一されます。

チェロについても、それまで弦の数が3~5弦と定まっておらず、調弦法についてもさまざまなものがありました。弦の数が4弦に定まり「C-G-d-a」の調弦法に落ち着いたのが17世紀前半だといわれています。

18世紀以降になると、指板が長くなり、薄い板でも弦の張力に耐えられる形態になり、弓の形状も変化します。響口の形や駒のカーブ、魂柱(サウンド・ポスト)の発明など細部に至るまで、より大きな音が出せるように変更が加えられていきました。

その後もチェロは、ビオラ・ダ・ガンバのように、両膝に挟んで弾かれていましたが、19世紀後半になってようやくエンドピンが付いたようです。
このエンドピンを床に刺して楽器を両膝で支えて演奏します。床からとf字孔からの響きが弾いていて心地いいです!眠たくなります(笑)

また、同じ曲でも奏者によってまったく表現が変わってきます。そこもまた面白いところだと思います。
最近ではチェロは大人の習い事としてとても人気が高い楽器になってきています。
皆さんもぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか?