こんにちは。平木です。残暑厳しく暑い日になりました。9月も終盤なのに、エアコンを付けた事務所で仕事をしております。私の子供のころは家にエアコンがありませんでした。暑い暑いと言いつつも扇風機で夏が乗りこえられたんです。確かに私は若くはないのですが(笑)、明らかに温暖化が進んでいるのを年々感じます。少しでも温暖化を食い止めることができるようにと、今年の4月から性能のいいお家を建てることが努力義務になりました。

私たちにしたら、今さら・・・?な話です。うちは高気密・高断熱ですよ!と言われているハウスメーカーや工務店さんはたくさんあると思います。しかし、実際に気密測定を行っていない会社さんがほとんどなのです。弊社では6年間、全棟気密測定を行ってきました。その平均値は0.4㎠/㎡。ゼロに近いほど隙間がないということなのですが、この0.4㎠/㎡という数値がいかにすごいことなのか。これからお家を建てる予定の方は、必ず気密(C値)を確かめていただきたいのです。

隙間が少ないことにより、花粉や害虫などの有害物質の侵入を抑えます。外気の影響を受けにくいため冷暖房費が抑えられます。湿度のコントロールもしやすいためジメジメした日もおうちの中は快適で、カビやダニの繁殖を抑えます。間取りや見た目の華やかさも大切です。しかし、まずは気密をきっちりと測定している建築会社、工務店、ハウスメーカーを選ぶことが何より大切なのです。